トップページ » お知らせ(一覧表示) » 記事詳細表示

お知らせ

雅舞乱會 〜獅子神楽卒業生達の想い〜

2017年08月01日 更新

気温以上に暑さを感じる今日この頃ですが、

夏越祭の片付けも一段落し、今年の祭を

振り返ってみる気持ちのゆとりも出てきました。

さて毎年同じ事の繰り返しに見える夏の祭禮も

人が変われば、また違うものになっていきます。

そんな中、頑なに伝統を守り伝える為に奮闘する

獅子・神楽の子供達がいます。

今年も40名を超す小学生から高校生までの多くの子供達が、一ヶ月間の練習を経て本番に臨んでくれました。

実は小戸神社夏越祭が行われるのは、夏休みに入って最初の土日になることが多く、この日は中体連の県大会や吹奏楽コンクールなど

大事な学校行事が目白押しなのです。

そんなことから、残念ながらやりたくても参加できない、また一日しか参加できないという子供達もいます。

また祭当日に獅子の奉仕が出来るのは24名、神楽も5〜6名いれば良いので、約10名が奉仕できないことになります。

一ヶ月間、毎晩2時間練習して、汗を流し悔し涙を流しても、獅子・神楽として奉仕できないこともある。

そんな厳しい現実の中、子供達は真剣に練習してくれています。大人の集団では中々こうはいきません。

小戸神社でも御神輿の担ぎ手の人員確保には頭を悩ませますが、獅子・神楽については別の事で頭を悩ませているのです。

この子供達の気持ちに何とか応えられないか、同じ祭禮に奉仕する仲間として・・・と大きな声で独り言を呟いていると・・・

なんと獅子・神楽の卒業生達が

立ち上がってくれました。

当日着用する為の

お揃いのTシャツを作ってあげませんか?

お金は卒業生で集めますから!

当日一緒に奉仕できなくても、

一ヶ月間共に過ごした仲間です!

少しでも気持ちよく当日を迎えましょう!


といった有難い言葉に甘えまして

今年はお揃いのTシャツを戴きました。緑色は獅子の子供達、白色は神楽の子供達用で、全部で50枚以上あります。

舞の形をを正しく継承することは勿論のこと、こういった先輩達が繋いでくれたお蔭で、自分達が祭を奉仕出来ているということも

しっかり受け止めて繋いでくれれば有難いと思います。

それがあってこそ、はじめて小戸神社夏越祭≠ニして成立するわけですから。

祢宜

  
歴史