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お知らせ

御霊祭 〜バックアップ〜

2017年10月10日 更新

今回は極めて私事で恐縮です。

平成29年10月10日は、母方の祖父が亡くなってより

35年目となります。

また母方の祖母が亡くなってから、今年で早5年。

去る10月6日、二人の御霊祭を行いました。

祖父が亡くなった時、私は小学2年生で、祖父との思い出

といっても正直あまり記憶にありません。

というのも二人は大阪に住んでいた為、会う機会も少なく

祖父が亡くなってからは、夏休みに母と兄弟三人で大阪に

行った時に聞く祖母からの話だけが頼りだったからなのです。

その祖母も5年前に亡くなり、今では伝える役目を子供二人が

担うこととなりました。

祖父母から見て、子供が2人、孫世代が5人、

そして曽孫世代が7人、今現在合計14人がそれを共有していくことになったのです。

しかしながら改まって二人の話をする機会などあるはずもなく、そこで重要となるのがこういう家の祭祀なのでしょう。

実は母の実家は仏教であり、祖父の没後30年間は地元の寺院に

お世話になり、祖母がこれを守り伝えてきました。

祖母亡き後、二人姉妹の長女である母がこれを受け継ぎ、

神道に改宗して今日に至ります。

母の場合、嫁ぎ先が神社であるという特殊な状況もありますが、

誰かがこれを継がなければ、あっという間に祖父母の過去は

全て消え去っていたことでしょう。

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最近ではお墓の問題、跡継ぎの問題、永代供養等々

仕事柄、この手の話しは、よく相談を受けます。

そんな時、決まって私が言うようにしているのは、

次世代の方々とよく相談して答えを出して下さい。

子孫が祖先に対して手をあわす場所がないなんて

こんな悲しい事はありませんよ。

永きに亘り紡いできたそれぞれの家の伝統を

簡単にリセット≠オてはいけません。

やるべきはバックアップ≠ナす。

祢宜





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