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お知らせ

鎮守の杜を護る 〜地域のお宝〜

2017年11月01日 更新

今年は神無月に入っても日本に影響の多い台風が次々と襲来し、宮崎県内においても土砂崩れ等が発生、宮崎市内では大雨により

道路が冠水する等の被害が相次ぎました。

また秋の風物詩である宮崎神宮の神武さま≠煦ル例の半分の行程で行われるなど、なかなか心落ち着かぬ今日この頃であります。

当社においても大淀川という大河に面した場所に鎮座しており、氏子地域も水害の影響を受けやすい場所にありますので、

台風の度に気が気ではありません。

そして神社覆う鎮守の杜のことも毎回毎回頭を悩ませ、隣接する住宅に被害は無いか、参拝者に折れた枝などが落下しやしないか、

台風接近時は勿論のこと、過ぎ去った後も注意深く樹木を確認する必要があります。

さて右の写真は平成16年の台風被害の様子です。

参道の樹木が大量に折れ、地面を覆いつくしています。

この時は片付けに何日かかったことか・・・

しかしこれも神職としての大きな使命の一つ!

因みにこの参道の木々は約80年前に植えられ

当時は鳥居よりも背が低くかったようです。

今や鳥居を遥かに超え、瑞々しい雰囲気を

漂わせています。

小戸神社の境内地は約4,000坪(13,480u)あり、その殆どに樹木が生い茂り、鳥のさえずりや虫の音が聞こえ、

市内中心部にありながらも、静寂に包まれた

喧噪を忘れさせてくれる御神域(杜)です。

今回の台風では、倒木まではいかないものの

折れた枝があちらこちらに引っかかり、

参拝に危険を伴う為、業者による剪定作業を

行って戴き、併せて枯損木の撤去も

お願い致しました。

僅か二日間の作業で、参道もすっきりと

明るくなりました。

また杜を護る≠ニいう観点においても

風通しが良くなり、若い木々にも

日が当たりやすくなったので、

今はまだ人の背丈位の次世代を担う木々達が、

日に向かって真っ直ぐに生長してくれるものと思います。

そしてまた100年200年後も、人々の心の拠り所としての杜を形成してくれることでしょう。

祢宜



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