各種祈願・お祓い

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神社で行うお祓い  〜人生儀礼のお祭り〜

長い人生の中で、節目節目に神社にお参りし、大神様に感謝することは、今までの自分を見つめ直し、今後の進むべき道筋を、より明確にすることに繋がります。

いかに世の中が進歩しようとも、我々は御先祖様の奇跡的な命のつながりの中に生かされていることに変わりありません。

先祖様を遡ると、わずか二十代で百万人を超す御先祖様がいらっしゃいます。

先祖様から戴いた命を、しっかりと全うし、次の世代へ繋いでいくことこそ、我々日本人が大切にしてきた心ではないでしょうか。

人生儀礼は数え年で行います。

日本古来の歳の数え方で、生まれた年を1歳とし、以後正月を迎えると一つ歳を加えるものです。現在の年齢に、今年まだ誕生日が来ていない人は二つ、誕生日が過ぎた人は一つ歳を加えると数え年になります。

御祈願のしおり
御祈願式次第

安産祈願(妊娠5ヶ月目の戌の日)

赤ちゃんは、神様や先祖様から授かった大事な宝です。妊娠5ヶ月目の戌の日に、子供が授かったことを感謝し、出産の無事を祈ります。夫婦揃ってお参りください。お祓いにお越しの際は、腹帯を御持参ください。

初宮詣 (生後1ヶ月過ぎ)

初宮詣の様子

無事の出産を感謝し、子供の健やかなる成長を祈ります。
初宮詣をすることで、地域(氏子)の一員として神様に認めて戴き、おまもり戴くという意味もあります。また子供の父・母となったのだという覚悟を認識する、けじめの儀式でもあります。
お参りの日程としては、一般的に男の子が生後31日・女の子が生後33日(地方によって異なる場合があります)といわれますが、お母様とお子様の体調や天候を考慮しながら、生後1ヶ月以降にお参りすると良いでしょう。
赤ちゃんにとっては、人生の出発点となります。御家族揃ってお参りして、お祝いいたしましょう。

七五三詣 (主に11月中)

男の子は、3歳と5歳。女の子は3歳と7歳にお参りします。

神様の御加護のもと、子供が無事に成長していることに感謝し、更なる成長を祈ります。

また子供に、年齢相応の自覚を促す意味合いもあります。

なお本来は数え年で行いますが、満年齢でのお参りも受け付けております。

令和5年 早見表

厄祓 (主に1月~2月)

今日まで無事に生活を営んでこられたことを感謝し、災いの多いといわれる厄年を、無事に過ごせるように祈ります。

男性は、数え年で25才・42才・61才、女性は、19才・33才・37才になる歳が厄年です。厄年の前の年を前厄、当年を本厄、後の年を後厄として、3年間お参りすると良いでしょう。

神様の御加護を祈るだけでなく、自分自身も身を慎み、心を正して日々過ごすことも重要です。

当社では、厄年の方ご自身に「厄掛絵馬」に名前を記入して戴き、御祭神伊弉諾大神の御神徳により厄が祓われるよう、絵馬掛けに御奉納戴いております。

自動車祓

自動車祓の様子

お車を購入された際に、車の安全を祈念し、自身の安全運転を誓います。また不慮の災いなどにあわぬよう神様にお守りくださるよう祈ります。

自動車祓の際は、北参道より進入して戴くと便利です。

その他

賀寿詣・新年報賽(会社祈願)・家内安全・除災招福・合格祈願・病気平癒・商売繁盛など

土地・建物のお祓い  〜家に関するお祭り〜

お祓いに必要なお供え物の写真
神饌の一例

神社以外でお祭りをする際は、神饌(しんせん)を御用意戴きます。神饌とは神様にお供えするお食事のことです。

日本人の主食である「お米」をはじめ、そのお米を醸した「お酒」、「海の幸」、「山の幸」、そして人間が生きていく上で必要な「塩」と「水」などです。

神饌を用意するところから、お祭りは既に始まっているのです。

地鎮祭

家を建てるにあたり、土地に鎮まられる神々をおまつりし、工事の安全と一家の繁栄を祈ります。

また地鎮祭終了後、お供えした神饌はお持ち帰り戴き、直会(なおらい)を行います。

御家族団欒のもと、土地の神様との結びつきが、より一層確かなものとなりますようお祈り致します。

家祓

家の完成または購入にあたり、その家に神様をお迎えして無事に完成したことを感謝し、建物の安全と一家の繁栄とを祈ります。

開業・開店清祓

会社やお店の開業にあたり、繁栄と安全を祈ります。

その他

上棟祭・氏神祭・水神祭・奉鎮祭・解体祓い・井戸清祓いなど

御霊慰めのお祓い  〜先祖様に関するお祭り〜

神葬祭

神道でのお葬式にあたります。故人の遺徳を偲び、生前に受けた恩に感謝すると共に、永遠の別れを惜しみ、且つ御霊が安らかに鎮まりますようにお祈り致します。神葬祭前日の通夜祭に始まり、当日の葬場祭・火葬祭、葬後には不浄祓いまで行います。

なお神葬祭の御依頼については、葬儀社にお申し込み下さい。

五十日祭

亡くなられた御霊が、御先祖様のもとに辿り着かれる日が50日とされ、この日より御先祖様と同じ場所でお祭りする(合祀)ことが出来るようになります。

この日までは祖霊舎と別の祭壇でお祀りしますが、五十日祭において御霊代を祖霊舎の中に鎮め奉り、末永く一家を見守って戴くように祈ります。

祖霊舎の一例

年忌祭

命日にあたり、故人の遺徳を偲ぶと共に、命の繋がりに感謝し子孫をお守りくださるよう祈ります。このお祭りは、1年目・3年目・5年目・10年目に行います。それ以降は、5年毎(もしくは10年毎)に執り行い、50年祭にて祭り上げとなります。

なお年忌祭の斎場として、社務所を無料にてお貸ししております。
※但し年末年始や夏越祭の時期(7月中)は使用できません。
詳細はお電話にてお尋ねください。

その他

初盆祭(夏の御霊祭)・納骨祭・改宗奉告祭(家の宗教を改める)など